セラミック治療・ジルコニア
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当院のセラミック治療について
渋谷の歯医者「渋谷青山デンタルクリニック」は、歯科医師×セラミスト(セラミック専門の歯科技工士)のチーム医療による「審美性・機能性・清掃性」を兼ね備えたArt and
Science(アートアンドサイエンス)のセラミック治療をゴールとしています。この3点を兼ね備えた被せ物は、美しくかつ長期的に安定するためとても重要です。
Art(アート)に関しては、一流のセラミストによって作られるこだわり抜いた美しい被せ物のことを指します。1つ1つがハンドメイドで精度の高い被せ物の作製ができることはもちろんのこと、「どれだけ天然歯に近づけることができるか」、「患者さまの理想とする色調や形にできるか」を追い求めるテクニシャンであり、セラミストによって作製される被せ物はアートそのものです。
Science(サイエンス)に関しては、エビデンスに基づいた診断と歯科医師の形成(被せ物が入るために土台や歯を削って整えること)技術のことを指します。被せ物の中身で外からは見えませんが、上手な形成は均一な歯の削合量であり歯に優しい治療となります。また装着後に圧倒的に虫歯になりにくく、脱離しにくいです。
このようにアートとサイエンスには深い関連がありシンプルで美しい治療は治療予後にも大きく比例します。
患者さまご自身の歯(天然歯)に置き換わる生体材料で、天然歯よりも優れた生体材料は現状のところありません。そのため、当院では極力歯を削らない・歯を残すセラミック治療をプロとして大切な理念としております。
このようなお悩みのある方に
お勧めです
- 銀歯を白くしたい
- 虫歯になりにくい被せ物にしたい
- 今のセラミックに不満がある(色や形に不満がある、清掃性が悪い、歯肉が腫れる、嫌な臭いがする、しみるなど)
- 金属アレルギーがある
- ホワイトニングで満足できる白さが得られなかった
- 矯正治療以外の方法で歯並びを改善したい
- セラミック治療に不安がある(早い仕上がりよりも質を重視したい)
当院のセラミック治療の
6つの特徴
01.理想の口元を叶えるための目標設定
どのような理想の口元のデザインにしたいかを丁寧にヒアリングした上で、1本の歯から複数本の歯までを細かく診断し、緻密な治療計画を立案します。さらに、そのデザインが理想と調和がとれているかを確認して目標を設定します。理想の完成形は患者さまごとに異なるので、診断結果を踏まえた治療計画の立案が重要です。
診断用ワックスアップ
従来回復すべき歯冠形態をワックス(図の白い部分)シミュレーションすることで、一人ひとりの患者さまが持つ問題点と最終的な被せ物に与えるべき形態を3次元の模型にします。その模型を元に、診断と治療計画の立案を行います。複雑な歯並びや噛み合わせの改善を行う場合、患者さまが最終目標を具体的に模型で確認していただけるため、安心して治療を受けていただけます。
A:黄金比
審美領域の歯の幅には、黄金比と呼ばれるものが存在します。当院では参考値として考え、一人ひとりに合わせた最適な前歯をご提案します。
B:スマイルライン
笑った際に上顎の歯の切端(先端)を結んだラインのことを、スマイルラインと呼びます。このラインが笑った際に、下唇の形に近似していると顔全体の印象が美しく見えます。一般的にスマイルラインがまっすぐだと男性的な印象となり、緩やかなカーブを描くと女性らしい印象になると言われています。
C:ガムライン
上顎前歯の歯頚部(歯と歯ぐきの境目)を結んだラインのことを、ガムラインと呼びます。この曲線が左右対称となっていることが理想的な形と言えます。このラインで歯の縦横比率が決まるので、歯のプロポーションにとって重要なラインとなります。
D:リップライン
笑った時の上唇下縁のラインをリップラインと呼びます。3つに分類され、平均的なラインは歯が全部見え、歯ぐきが隠れる程度と言われています(日本人の68%)。
E:ミッドライン
(正中線)
上顎左右の中切歯が接する縦のラインのことをミッドラインと呼びます。歯がねじれていたりすることによって正中線が斜めに傾斜したりすることがあります。このように正中線が垂直でないと審美的な美しさが損なわれてしまいます。
F:ジンジバルライン
上顎の中切歯と犬歯の歯肉縁を結んだラインを、ジンジバルラインと呼びます。側切歯は、このラインよりも1~2mm下に歯肉縁が位置するとバランスが良く見えます。歯周外科治療により歯ぐきのラインをそろえることも可能です。
G:審美領域の歯と顔貌の調和に重要な指標
この4つの線を重要な指標として目標設定します
2:痛みの少ない治療
渋谷の歯医者「渋谷青山デンタルクリニック」では、痛みの少ない治療のために以下のことを行っています。
- 表面麻酔を塗布して針の刺入時の痛みを極力軽減する
- 極細の注射針を使用する
- 人肌に温めた麻酔液を使用する
- 痛点の少ない箇所に注射部位を設定する
- 麻酔液をゆっくり注入する
3:高倍率下での精密治療
セラミック治療に限らず、一般的な歯科治療全般でも高倍率ルーペの使用は必須条件です。裸眼での治療と比較しても圧倒的に細かな部分まで見えることができ、些細な異変を見逃すことがなくなります。治療の質を重視することは、治療後の長期安定した予後を左右する大きなポイントの一つです。渋谷の歯医者「渋谷青山デンタルクリニック」では、保険診療・自由診療問わず、常時高倍率下での精密な治療をご提供します。
4:精密型採り
精密に歯を整え(形成)、精密に歯型を採る(印象採得)ことが、長期的に安定するセラミックを作製するポイントです。当院では、精密型採りを実現するための取り組みとして必ず歯肉圧排処置を行い、変形が極めて少ないシリコーンタイプの型採り剤を使用しています。
歯肉圧排では、歯と歯ぐきの境界をはっきりと分離させるために、歯周ポケットの溝に圧排糸を巻きます。この作業を行うことにより、歯肉が排除されてきれいで明確な型採りができるようになります。この作業を怠ると、歯肉からきれいに立ち上がる被せ物ができず段差がある被せ物ができてしまい、将来的な歯肉炎や虫歯のリスクが高くなってしまいます。時間やコストの問題からこの作業を省いてしまう歯科医院も少なくありません。
5:歯科技工士との連携による
トータルバランスコーディネート
セラミックを製作するのは歯科技工士です。歯科医師と患者さまで理想の色や形のコーディネートを決めても、歯科技工士との連携が不十分だと、当然ながら仕上がりの良い被せ物はできません。なぜなら、歯と顔貌との調和が歯科技工士側では分からないからです。
渋谷の歯医者「渋谷青山デンタルクリニック」では、患者さまのさまざまなご要望を歯科技工士にしっかりと伝わるように、歯科技工士に立ち会いをしてもらいトータルバランスでコーディネートすることが可能です。
6:外れにくくて強い
セラミック接着システム
セラミックは天然歯と強く接着することができるため、封鎖性も高く虫歯になりにくい特徴があります。当院はさらに接着力を高めるために、被せ物をつける直前の歯の表面処理と被せ物内面の表面処理を行っており、より虫歯になりにくい・脱離しにくい、長期的に安定するセラミック治療をご提供しております。
A 歯の表面処理
超音波洗浄にて徹底的に表面を機械的洗浄後、カタナクリーナーを用いて化学的洗浄を行います。接着の阻害となる汚れはこれで確実に取り除けます。
B 被せ物内面の表面処理
①シリカを主成分とするセラミック(e-max)に対しては、フッ化水素酸(HF)を使用することによりガラスマトリックスが選択的に露出され結晶構造を露出させ表面を凸凹にさせます。次に、セラミック(無機質)と接着剤(有機質)を接着させるためにセラミックプライマーを塗布します(シランカップリング処理)。このようにすることで機械的な嵌合による結合+化学的接着ができるようになり強い接着力が生まれます。
②シリカを主成分としないセラミック(ジルコニア)に対しては、被せ物内面のタンパク汚れをイボクリーンを用いて除去します。次に、内面を高圧の微粒の砂を吹きつけて表面を凸凹にします(アルミナサンドブラスト処理)。最後に、MDPを含むセラミックプライマーを塗布します(シランカップリング処理)。このようにすることで上記同様に確実な接着が生まれます。
セラミック治療症例
ラミネートベニア
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治療前
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治療後
患者さまの主訴 | 上顎前歯部の隙間(正中離開)が気になる |
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治療内容 | 歯をなるべく削らないラミネートべニアセラミック治療 |
治療にかかった費用 | プレミアムセラミックプラン 前歯2本 ¥143,000×2本 |
副作用・リスク | 歯ぎしりや噛みしめの癖のある方は割れる可能性が高くなり、咬合が安定していない方では適応できない場合があります。 |
ラミネートべニアは前歯の表面を薄く削った後(歯頚部で0.3~0.6mm、切端側で0.8~1.0mm程)、付け爪(シェル)状の薄いセラミックを貼り付けて見た目の色や形、歯の隙間を改善させる審美治療の一つです。近年、貼り付ける接着剤の精度も向上してきており、割れたり、外れたりすることはほとんどありません。
ダイレクトボンディング治療
ダイレクトボンディング治療とは、虫歯で失った歯の一部や欠けてしまった歯などに対して、多種類の色調のレジン(プラスチック)を重ね合わせて盛り足すことにより、天然歯と調和した色味や形を再現できる治療法です。保険診療で用いられる従来のレジンと比較して、審美に特化したレジンを使用します。また、盛り足した後のレジンを極限に研磨すると経年劣化を抑えられ、変色しにくくなるという特徴があるため、治療痕跡が目立ちにくいです。
ダイレクトボンディング
治療の特徴
- 歯の削除量が他の治療法と比べて一番少ない
- 天然歯と調和した自然な色味を獲得できる
- セラミック治療と比較して安価に治療できる
- 変色しにくい
- 1回の通院で終わる(診断日を除く)
このようなお悩みのある方にお勧めしたい
ダイレクトボンディング治療
- 銀歯を白くしたい
- 虫歯になりにくい詰め物で治したい
- 以前詰めたレジンが変色してきた
- 金属アレルギーがある
- 歯が欠けてしまった
- 歯の形を治したい
- 前歯の隙間が空いていて気になる
- セラミック治療は価格が気になるけれど、保険診療外の良い方法で治したい
ダイレクトボンディング治療のリスク・副作用
- 強い衝撃が加わると稀に欠けたり割れたりする場合がある
- 年数が経つと変色する場合がある
ダイレクトボンディング
治療症例:前歯部
患者さまの主訴 | 前歯の隙間(すきっ歯)が気になる |
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治療内容 | ダイレクトボンディング治療 |
治療にかかった費用 | 38,500円×2本 |
副作用・リスク | 歯ぎしりや噛みしめの癖がある方は稀に割れる可能性があります。 |
ダイレクトボンディング
治療症例:臼歯部
患者さまの主訴 | 奥歯の銀歯をなくしたい |
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治療内容 | ダイレクトボンディング治療 |
治療にかかった費用 | 38,500円 |
副作用・リスク | 歯ぎしりや噛みしめの癖がある方は稀に割れる可能性があります。 |
セラミストによる
アートセラミック集
A インプラントにネジで固定できる全てセラミックでできた入れ歯です
B 色調にグラデーションのかかったジルコニアの被せ物(クラウン)です
C 歯の溝のところにのみyellowでステイニングしたジルコニアの詰め物(インレー)です
D 隣在歯と調和がとれるようにジルコニアの被せ物(クラウン)にステイニングしてあります
当院のセラミック治療の
種類・素材について
インレー・アンレー・クラウンについて
インレーとは、主に奥歯の小さな虫歯治療に用いられる詰め物のことです。奥歯は強い力がかかるため、インレーに使う素材には強度が必要になります。
アンレーとは、インレーと同様に詰め物のことを指しますが、インレーよりも広い範囲を覆うものになります。インレーは歯のごく一部だけを詰める際に使用しますが、歯の上面全体を覆うように使用する詰め物をアンレーと呼びます。
クラウンとは、歯の全体を覆うように被せるものを指します。神経をとった歯や、重度の虫歯で歯の大部分を削った場合はクラウンを使用します。
素材について
ハイブリットインレー・アンレー・クラウン
ハイブリットとは、セラミックとプラスチックを混ぜ合わせた素材です。白い詰め物になるため審美性も高いです。セラミックほどの硬度はないため、強く噛みすぎても他の歯を痛めづらい特徴があります。デメリット・リスクとしては、セラミックと比較すると審美性は若干劣るかつ、稀に割れたり欠けたりする場合があります。
セラミックインレー・アンレー・プレミアム/パーフェクトセラミッククラウン
100%セラミック素材で出来ており、非常に天然の歯に近い見た目で詰め物をしているとわからないほど審美性が高いことが特徴です。唾液や食べ物の色素などで変色することがなく、表面に汚れがつきにくいため清掃面でも過ぎれています。リスクとしては、食いしばりの癖がある方だと稀に割れたり欠けたりすることがあります。
ジルコニアインレー・アンレー・クラウン
ジルコニアとは、人工ダイヤモンドと言われており宝飾品に使用されるだけではなく、審美歯科治療でも広く使われている素材です。強さ、軽さ、美しさを兼ね備え、高い強度と靱性があるため、耐久性・耐食性・耐熱性ともに非常に優れています。歯の色と近い白さの見た目で、自然な仕上がりになります。リスクとしては、食いしばりの癖がある方だと稀に割れたり欠けたりする場合があること、歯を削る量が通常より少し多くなってしまうことが挙げられます。
プレミアム/パーフェクトジルコニアクラウン
プレミアムジルコニアクラウンとは、ジルコニアとセラミックの二層構造のセラミックになります。土台の素材をジルコニアにすることで強度を上げ、表面にセラミック加工を施すことで審美性を高めます。
デメリット・リスクとしては、食いしばりの癖がある方は稀に割れたり欠けたりする場合があります。
ゴールドインレー・アンレー・クラウン
ゴールドは金合金やプラチナ加金で作られた詰め物です。貴金属で錆びにくいので、保険適用であるメタルインレーの問題点であった、金属が溶け出して歯や歯茎の変色が起こってしまう心配がありません。またゴールドインレーは金属アレルギーをほとんど起こさないため体にも優しい素材です。デメリット・リスクとしては、見た目的には審美的ではなく目立ちます。
ホワイトニング
当院のホワイトニング治療の特徴
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患者さまのプライバシーを確保するために、完全個室の「美容歯科専用ルーム」を設けています。周りの目を気にすることなく、安心してホワイトニング治療を受けることができます。
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Bluetoothに接続できるスピーカーを完備しています。患者さまのお好きな音楽を聴きながら、リラックスした状態でホワイトニング治療を受けていただけます。
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患者さまのニーズにお応えするために、「ホームホワイトニング」「オフィスホワイトニング」「デュアルホワイトニング」の3つのプランをご用意。患者さまのご要望やお悩みを聞きながら、最適なプランをご提案させていただきます。
ホワイトニングの種類
ホームホワイトニング
使用薬剤:オパールエッセンス10%、オパールエッセンスgo
歯科医院に通院せずに、ご自宅で行えるホワイトニングです。仕事などで忙しく、通院が難しい方に最適な治療方法です。
使用薬剤である「オパールエッセンス」は粘度が高く、歯の表面にピッタリと滞留するためマウスピースから溢れ出にくく、着用時の不快感が抑えられます。また、当院では「オパールエッセンスgo」もご用意しています。オパールエッセンスgoは、マウスピースの作製が必要ない利便性の高いホワイトニング薬剤です。
オフィスホワイトニング
使用薬剤:オパールエッセンスブースト35%、ティオン
当院に来院いただき、歯科医師もしくは歯科衛生士が専用の機材を用いてホワイトニング治療を行います。
35%の過酸化水素を使用している「オパールエッセンスブースト」は、短時間で歯を白くすることができます。「ティオン」は日本製で歯がしみにくく、日本で薬事認可を得ているため、安心して治療を受けていただくことができます。
デュアルホワイトニング
使用薬剤:ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの組み合わせ
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせたデュアルホワイトニングでは、象牙質(歯の内側)とエネメル質(歯の外側)両方を同時進行で白くしていきます。どちらか一方のホワイトニングよりも、早く効果を得ることができ白さも長く維持することができます。
ウォーキングブリーチ法
ウォーキングブリーチ法とは、虫歯や外傷などで神経を失ってしまった歯に対して行うホワイトニングのことです。神経を抜いてしまった歯は通常のホワイトニングの効果が出ないので、変色してしまった場合、歯の内部に漂白剤を入れることで歯の内側から白くしていきます。
デメリット・リスクとしては、一度白くしても後戻りをしてしまう場合があること、治療中は歯の内圧が高まるため、痛みが生じる場合があることが挙げられます。
ステイニング(部分的に色を足す治療)
ステイニングとは、インプラントやセラミックを使用した人工の歯に対し、より自然な歯に近づけるために着色させる治療になります。
治療におけるリスクはほとんどありませんが、保険適用外のため費用がかかります。